馬頭絵馬市
山桜神社
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飛騨高山:夏の風物詩/馬頭絵馬市(8月1日〜15日)
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馬頭絵馬市は、飛騨高山の夏の風物詩です。


山桜神社の由来


俊馬[山桜]は飛騨国小八賀郷池之俣村(現在は高山市丹生川町)の産で、高山城主・金森頼直の愛馬でした。

明暦3年(1657年)の江戸の大火のには、防火に従って火に包まれてしまった主君頼直を乗せて、江戸城の百間堀をこえ、主君の危急を救ったと伝えらています。

[山桜]の晩年は、永年の功により、中向町(現在の高山市本町2丁目)に厩舎をあてがわれて、いたわれました。後に死亡すると遺骸は火葬にされ、松倉山麓(現在の飛騨の里・民俗村地内)に葬られました。厩舎の跡は、社を建て、山桜神社・馬頭様として祀られ、鎮火などの守護神として崇められて、今日にいたっております。

松倉山の大悲閣の馬頭観世音は、
[山桜]の病気平穏を祈願して祀ったもので、8月8日・9日・10日はその縁日となっています。この縁日に紙絵絵を求め、観音に奉納して、その年ごとに「牛馬安全」「養蚕安全」「家内安全」「商売繁盛」「火の用心」「交通安全」「百寿百福」などを祈願し、家の玄関に入ったところの壁に貼るという風習ができました。

この絵馬市は、名馬の値になぞらえて、「松倉相場」と呼ぶ、百円を百万両と言いかえて、取引きをすることが有名になっています。

近年は、テレビ、新聞などでも全国に紹介され、飛騨高山の夏の風物詩の一つとして人気があります。

山桜神社・馬頭様を保全する本町会では、この古い伝統を受継いで、みな様の願いごとをお取り次ぎいたしたく、毎年8月1日〜15日まで、馬頭絵馬市を開いております。





山桜神社
  山桜神社



本町会は、山桜神社をはじめ、さまざまな表情で、みな様をお迎えいたします。
 

本町会 雲 本町会 雨
招き猫 小判
 ▲1〜3月/招き猫 小判
招き猫 鯛
 ▲1〜3月/招き猫 鯛
本町2丁目は平成7年度事業でモール化を実施し、電線類地中化を実施して景観に配慮した商店街として整備を行いました。その際電線等の管理機器・いわゆるCCボックスが地上に4個設置されることとなりました。

何とかこのCCボックスを活用する方法はないかと考え、全国の商店街の事例を研究しました。ある街の商店街が、電力会社の許可を得てボックスに花の絵柄を描いているのにヒントを得て、街のシンボルキャラクターを設置しようと考え、今までサンタクロース・火消し馬頭組のシンボルキャラクター「勇みの丁次」を製作し設置してきました。

しかし積雪期の1、2、3月は取り外していました。何とかこの冬にも飾れる良いアイデアはないかと思案した結果、招福をイメージする招き猫を制作・設置しました。愛らしい招き猫、いまのところ2体ですが、いずれ4体にする計画です。ほんまち通りで、本町会の街頭キャラクターにお会いしてください。
勇の丁次 1 勇の丁次 2 勇の丁次 3
 ▲4〜11月/勇の丁次  ▲4〜11月/勇の丁次  ▲4〜11月/勇の丁次
サンタクロース
本町2丁目地内にある山桜神社・馬頭様は、主君を火事の危機から救った[山桜]という名馬の厩舎跡の神社ということから、鎮火などの守護神として江戸時代より崇められていました。

それにちなんだ火消し[馬頭組]が、山桜神社に火の見櫓を建て、活躍していました。

そこで、本町会は、当時の火消し組[馬頭組]若衆の団結力・まちを守る気持ちを本町会の心粋としてシンボルキャラクター[勇の丁次](いさみのちょうじ)を制作しました。
 ▲11〜12月/サンタクロース    

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